土曜日
Money & Economy
マスコさん(28歳)が会社の先輩に同行して得意先に出かけたときのことだ。「わざわざご足労いただきまして恐縮です」相手先の部長の丁寧な応対に「とんでもございません」と平身低頭で答えたのだが、帰路、先輩から「とんでもございません」は日本語としておかしいとの指摘を受けた。「とんでもない」は全体でひとつの形容詞。勝手に「ない」だけを切り離して、丁寧な言い方にすることはできない。「とんでもないことでございます」が正しいと言われても、巷で「とんでもございません」は乱用されているではないか! 昨年、文化庁が発表した「敬語の指針」によると、褒められたことに対し、謙遜して否定する場合の言い方として、今まで誤用だった有美さんの「とんでもございません」は、適切な言葉と容認されるようになった。指針によると敬語の用い方は、話し手が意図するか否かに関わらず、その敬語の表現により人間関係が表現されるとあります。正しいつもりで使っている敬語が間違っていたり、勘違いで使っていると、とんでもない誤解を生んだり信用を失くすかもしれない。転ばぬ先の杖。独女のみなさま、早速、身近な例から敬語のお勉強をいたしましょう。「だれか凸凹会社に資料を届けてくれないか?」と上司に言われたら、「私が行かさせていただきます」はNG「行かせて」が正解。得意先で「お世話様でございます」はNG。お世話さまは目上の人が立場の下の人に対して使う。「いつも大変お世話になっています」が正解。上司に「ご苦労さまでした」はNG。ご苦労さまは目上の人が目下の人に使う言葉。「お疲れさまでございました」が正解。披露宴やパーティで久しぶりに会った人に駆け寄り、「こんな時でもないと、なかなかお会いできなくて」と話しかけたことはないだろうか?これは葬儀会場でよく耳にする挨拶です。喜びにあふれた披露宴会場や華やいだパーティ会場では、「こんな時でも」とはどんな時なんだ? 主催者、出席者の気持ちに水を挿します。「ご無沙汰しています。このような華やかな会でお会いできて嬉しいです」がベスト。
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